全ハイザー!


カマしてしまいました。
ゼンハイザーカナル型イヤーモニターの最高峰「IE80」です。


IE8も持ってる(専務と物々交換で手に入れた)んですが、どちらも高級機種でありながら、
高級機の常識ともいえるバランスドアーマチュア(BA)ドライバではなく、あえて低価格機でも
用いられるダイナミック型ドライバを採用しており、端子も銀(これは、実は銀のほうが金より
原音再現性に優れるからだそうです)。


ゼンハイザーはBA型を一切作らない代わりに、ダイナミック型を極め尽くしているようで、
ドイツの職人気質を感じさせられます。



さて、このIE8と80、音の「傾向」は明らかに同じ方向ですが、私の貧弱な耳で聴き比べる限り、IE80はIE8に
比べ、低音の「重さ」を幾分か和らげる代わりに鋭くエッジを利かせ、中高音の量感を引き上げているような
印象です。これは、両機に搭載されているバスコントローラーで調整できる「ドンドン感」ではなく、
「キレ」という意味で、80の方が「スッキリした味」というところでしょうか。


最初、IE8を視聴した時は、「これオーバーヘッドの音やろ!?」と、他のカナル型とは一線を画す
表現力に驚愕したものですが(本当に、「ドキッ」としたのを覚えています。)、今回もまた、
楽しい音を提供してくれています。良い買い物でした。



しかしまあ・・・・我ながらよくここまで揃えたと思います。
気付いてみれば、全てのヘッドホン、イヤホンがゼンハイザーになっていました。(ポタプロも使ってますが)


個人的に、ゼンハイザー製品は、一部の例外を除き、「温かみのある、太い音を出す」という共通点を
持つものの、個々の製品に明らかな個性があると感じており、聴き比べが楽しいメーカーという印象を
もっています。


ゼンハイザーは、HD650〜800番のオープンタイプに定評がありますが、私を含めた若い世代のファンには、
HD25-1-2が評価されています。クラシックを豊かに表現するオープンタイプとは対照的に、鼓膜に直で
濃い音を流し込んでくる非常に特徴的な機種です。わかりやすく言えば、一般的なヘッドホンを
「普通に飲むカルピスウォーター」とすると、HD25は「カルピスの原液をストローで飲む」ような感じです。
全くわかりませんね。ともあれ、私にはゼンハイザーの音が「楽しく感じた」ということだと思います。







そうそう、今さらリトバスを始めました。
普段はとにかくダークスポーンやテロリストをぶっ飛ばすようなゲームばかりしている上、蔵等を
オープニングで止めているだけに不安でしたが、今回はのっけから話に引き込まれています。
これは楽しく遊べそうです。ちゅうかこれ、絵がメッチャきれいですね。



昔(いっとう最初のPC版カノンの頃)の樋上先生の絵は、「えらく癖あるなぁ・・・」と思って
いましたが、最近はリライトを含め、以前の画風を残しつつ、なんだかが角が取れたような印象を持ちます。
旧来のファンの方の目にはどう映っているのでしょうか?


なお、オマケのドラマCDのレーベルには「ネタバレあるので後から聴け!」みたいなことを書いてました。

親切!